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北海道の防災への取り組みから学ぶ

北海道の美しく豊かな自然は、時に災害をもたらす二面性を持っています。
幾多の災害の経験を持つ北海道では、防災について前向きに学ぶ取り組みを行っています。

  • 災害の経験・教訓を
    後世へ伝える奥尻島

    北海道南西沖地震の発生から5年で完全復興宣言をした奥尻島。 その経験をもとにした地震・津波防災対策によって災害に対する意識を高め、より災害に強い町となりました。 この尊い経験を後世に伝えるため、防災推進プロジェクトを全国に発信して、教育旅行の受入を積極的に行っています。

  • 火山とともに生きるまち
    有珠噴火の成功例

    噴火予知と事前避難の成功例として、2000年の有珠山噴火の対応が注目を集めています。 それは、地域住民と専門家、行政が一体となって防災についての知識や理解を深め、日頃から防災意識を高めていた結果です。 防災教育が根づいた「火山とともに生きるまち」の取り組みに学びましょう。

防災学習体験ができる施設

  1. A奥尻町

    奥尻島津波館

    1993年7月12日に発生した「北海道南西沖地震」は、奥尻島に大きな被害をもたらしました。奥尻津波館は、その災害の記憶と教訓、復興支援の感謝を後世に伝えることを目的とした施設です。展示や映像などで、復興までの様子を知ることができます。

    場所
    奥尻郡奥尻町字青苗36
    開館時期
    4月中旬〜11月中旬(期間中は無休)
    開館時間
    9:00〜17:00
    入館料
    小中高生170円 ※10人以上団体料金
    問い合わせ
    01397-3-1811
    URL
    http://unimaru.com/?page_id=82
  2. B洞爺湖町

    洞爺湖町立火山科学館

    1977年・2000年3月の噴火を中心に、これまで幾たびの噴火を繰り返してきた有珠山の火山活動や、噴火のメカニズムを学習できます。貴重な映像と重低音のボディソニックによる振動で、噴火や火山性地震の様子がリアルに体感できます。

    場所
    虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5
    休館日
    年末年始(12月31日〜1月1日)
    開館時間
    9:00〜17:00
    入館料
    高校生以上600円 小中学生300円 ※15人以上団体料金
    問い合わせ
    0142-75-2555
    URL
    http://www.toyako-vc.jp/volcano/