北海道は循環型社会づくりに向けた取り組みに力を入れている環境先進地です。太陽光、風力、地熱、雪氷などの自然エネルギーの導入率は全国の約2倍。これまで捨てられてきた間伐材や畜産廃棄物を資源として活用する試みも盛んです。2008年には、豊かな自然が残る洞爺湖町が環境問題を語るのに最適であるとして、主要国首脳会議(サミット)の開催地に選ばれました。
特異な地理的・環境的条件を備える北海道では、日本ではここだけに生息する北方固有種や、絶滅が危惧される希少性の高い動植物などを数多く観察することができます。世界自然遺産・知床をはじめ、ラムサール条約登録地などでは、大自然が育んだ特異な生態系に出合うことができます。北海道は、さまざまな生物が関わり合って生きる地球の縮図といえます。
豊かな自然と広大な土地を生かし、大規模で生産性の高い農業を行っている北海道。食料自給率はなんと195%で、日本最大の食糧供給地域として、食の安全、安心を守る取り組みにも力を入れています。
北海道は、地名からもわかるように、先住民族・アイヌの文化が色濃く残る地域です。アイヌ文様やユーカラ(口承文芸)などの独自の文化が、重要な文化遺産として守られています。
多種多様な地域資源を活用した食品関連産業が盛んです。さまざまな食品が北海道ブランドとして市場で高い価値を得ています。近年ではバイオテクノロジー関連など、新たな産業も発達しています。
野外での体験学習を安全に楽しみ、自然について正しく学ぶために、北海道では全国初のアウトドアガイドの能力を資格として認定する「北海道アウトドアガイド資格制度」が導入されています。