北海道の自然

ダイナミックな北の大地は、自然を考える絶好の教室。

日本最北に位置する北海道には、本州とは異なる独自の自然環境があります。花が一斉に咲き乱れる春。湿度が低くさわやかな夏。山々が紅葉に染まる秋。そして銀世界が楽しめる冬。北海道の自然は四季の移り変わりが明確で、多彩な表情を見せてくれます。

また北海道は、世界遺産に登録された知床や日本最大の湿原・釧路湿原、雄大な大雪山連邦の山並みなど、心を奪われるような自然の宝庫でもあり、そこでは多くの野生生物が暮らしています。

北海道では、そんな豊かな自然を活かしたアクティビティが盛んです。他の都府県に先駆けて、2001年に「北海道アウトドア活動振興条例」を制定し、2002年度から全国初となる公的なアウトドアガイド資格「北海道アウトドア資格制度」をスタートさせるなど、誰もが安全・安心にアウトドア活動を楽しむための取り組みが行われています。

しかし北海道の自然は、時にわたしたちに厳しい顔を見せることがあります。北海道での教育旅行で、火山噴火や地震、津波、暴風雪など、自然災害と共生していくための知恵を学ぶこともできるでしょう。

北海道の大自然を通して、自然と環境の大切さや、野生生物との関わりなどについて考えてみましょう。