北海道の歴史・文化を学ぶ
本州に比べて歴史が浅いと思われる北海道ですが、本当にそうでしょうか?
北海道の歴史と文化を知り、自分なりの発見とともに見聞を広めましょう。
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- 縄文時代以前から続く
北国ならではの歴史と文化 -
北海道の歴史は、縄文時代以前のおよそ2万年前にさかのぼります。 縄文時代以降の遺跡から、すでに津軽海峡を越えた本州との交流が行われていたこともわかってきました。 北海道と東北にある遺跡群は、縄文時代の謎をひもとく貴重な存在として世界から注目され、「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」として、日本がユネスコ世界遺産センターに提出した暫定一覧表に記載されており、世界遺産登録を目指した取り組みが進められています。
- 縄文時代以前から続く
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- 海の玄関口として歩んだ
道南エリア独自の歴史と文化 -
古くから北海道の海の玄関口だった道南エリアには、開拓以前の北海道の歴史や文化を伝える史跡が数多く残っています。 江戸時代には松前藩が栄え、米を収穫できない蝦夷地では交易によって藩の財政を支えていました。 1859年には横浜・長崎とともに国際貿易港として箱館港が開港します。 開国後は異国文化が入り、現在の函館・西部地区に見られるような美しい街並みが形成されるようになりました。 その街並みは「北海道遺産」に登録されています。
- 海の玄関口として歩んだ
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- 北海道の宝を未来へ
52件の北海道遺産 -
次の世代に引き継ぎたい有形・無形のものを対象に、北海道民全体の宝物として選ばれる「北海道遺産」があります。 2001年に25件、2004年に27件の北海道遺産が公表されました。 現在までに、北は「稚内港北防波堤ドーム」から「函館山と砲台跡」まで、52件の北海道遺産が登録されています。 そのなかには「北海道のラーメン」「ジンギスカン」といった北海道ならではの食文化を代表する食べものも登録されています。
- 北海道の宝を未来へ