北海道の大自然から学ぶ
雄大な北海道には、本州とは異なる大自然が広がっています。
厳しくも豊かな自然環境を後世に残すための取り組みも盛んです。
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- 希少な生態系を持つ
世界自然遺産「知床」 -
原始の面影を残す知床には、多様な森林相や北海道固有種の成育、希少な鳥類の生息、流氷によって海と陸が一体となった食物連鎖など、ほかに類をみない生態系が存在します。 2005年には、この特徴ある風土と優れた景観、さらに希少な自然環境を化学的調査に基づいた管理をする体制が整っていることが評価され、「世界自然遺産」に登録されています。 これらの環境から、大自然における命のつながりと尊さを学べるでしょう。
- 希少な生態系を持つ
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- 水鳥の楽園を守る
「ラムサール条約」 -
北海道には「ラムサール条約」に登録されている湿地帯が多く存在します。 なかでも釧路湿原は、国内第1号の登録となった湿地です。 釧路湿原では、タンチョウのほかにも、シマフクロウやオジロワシ、オオワシ、ハクチョウなどの野鳥を観測することができます。 道内13ヵ所のラムサール条約登録湿地で、水鳥をはじめとする野生生物との共生について考えてみましょう。
- 水鳥の楽園を守る
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- 北海道の大自然を守る
23ヵ所の「自然公園」 -
すぐれた自然を守り、その環境を誰もが楽しめるように管理された「自然公園」が多いのも北海道の大きな特徴。 6つの国立公園、5つの国定公園、12の道立自然公園があり、その総面積は約86万ヘクタールにもおよびます。 広い大地の北海道にある自然公園は、地域によって大きく風土が異なり、それぞれに特徴的な美しい自然景観を見ることができます。
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