SDGs

ボレアルフォレスト 阿久澤小夜里さん

北海道の優れた自然環境を守るため
地域の環境保全活動に参加

SDGs 目標番号
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

十勝の然別湖で、カヌーやカヤックなど水のアクティビティー、登山や森歩きなどの山のアクティビティーをガイドするボレアルフォレスト。「ご満足いただけるツアーを提供するための大前提に、北海道の優れた自然環境が存在している」と考え、地域の環境保全活動に積極的に参加しています。

地道な活動が登山道を守る
地域の人と共に常に整備を

活動の一つが、登山道の整備です。然別湖周辺登山道の笹刈りや倒木処理などを行う「然別自然休養林保護管理協議会」の活動に、ボランティアで参加。ガイドツアーで入山した時にも気づけば許可を得て、その都度簡単な整備も行っています。
協議会メンバーや「とかち鹿追ジオパーク」職員とも情報を共有し、登山道の利用と保護についての問題点や、その解決方法についての話し合いも行っています。「この環境を資源として末永く活用するために、自然に配慮し、人に安心を提供できるように心掛けています」と阿久澤さん。

定期的なフィールド調査を通して
然別湖周辺の環境を考える

定期的なフィールド調査と記録を、然別湖を愛するメンバーが集う「然別湖を考える会」の活動として行っています。ヤンベツ川の様子を歩き、環境の変化を調査。メンバー間で情報共有し、環境保護や利用についての課題などを議論しています。「長い年月をかけて変化を続ける地球の力は、人の手では止められないかもしれませんが、然別湖周辺の自然の魅力をきちんと伝えることで、ゲストが興味を持ってくれたり、好きになってくれたり、守っていきたいと思ってくれたら、と願いながらガイドしています」。