北海道の自然

大地が学びのフィールド!北海道のなりたちを学ぼう

地球の成り立ちを知る場所「ジオパーク」

洞爺湖有珠山ジオパーク

ジオパークとは「地球・大地(Geo)」と「公園(Park)」を組み合わせた言葉。その名の通り、地球や大地を丸ごと楽しむことができる場所のことで、地形や地質だけでなく、人々の暮らしや歴史文化なども対象になります。

2017年6月現在、国内には日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が43地域あります。北海道からは白滝(遠軽町)、三笠(三笠市)、とかち鹿追(鹿追町)、洞爺湖有珠山(洞爺湖町)、アポイ岳(様似町)の5地域が選ばれています。

地域と人々の結びつきを感じる「ジオサイト」

白滝ジオパーク

それぞれのジオパークでは、見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、より多くの人々が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるように保護しています。さらに、ジオサイトを教育や観光に活かし、人々の暮らしや歴史・文化への理解を深め、地域を元気にするための活動なども行われています。

目の前に広がる景色や、地元の料理の中には、ジオと人々との物語が秘められています。五感をフルに活用して、ジオパークを全身で感じてみてください。

事前学習 参考サイト
日本ジオパークネットワーク