• 藩政の歴史

    日本最北の藩・松前藩城下で、江戸の暮らしを学ぼう!

    「無石の藩」松前藩を支えた北前船

    北前船の模型

    当時の蝦夷地に、江戸幕府の藩として「松前藩」が成立したのは1604年のことです。寒冷な北海道では米がとれなかったため、松前藩は唯一の「無石の藩」でした。藩の財政は、アイヌとの交易で得た珍しい異国の品々や水産物、木材の商取引に支えられていました。

    本州との交易で活躍したのが、蝦夷地と大坂を行き来した「北前船」です。北前船は、「江差の五月は江戸にもない」とうたわれたほどの豊かな富とともに、上方の芸術・文化ももたらしました。

    日本で最後に築城された日本式城郭「福山城」

    福山城(松前城)

    幕末の1849年、幕府は蝦夷地警備のため松前藩に築城を命じました。1854年にその城が完成。これが現在「松前城」という名で親しまれている、北海道唯一の日本式城郭「福山城」です。

    現在、敷地内には1961年に再建された天守閣が立っており、城の北側の寺町には、江戸時代の風情が感じられる街並みが残っています。また、14の建物でかつての城下町を再現したテーマパーク「松前藩屋敷」もあり、当時の松前の賑わいを感じることができます